男女別に見た薬学部卒業生薬剤師の就職先について

男女別に見た薬剤師の就職先

薬学部卒業生の就職先について、男女別に見てみますと、女性では1位、薬局薬剤師勤務としての就職が30.4%と最も高いことに対して、『進学』『病院・診療所薬局勤務薬剤師』『企業薬剤師』『一般販売業』『病院・診療所研究生』という順となっています。

一方の男性の場合、1位は進学で40.9%と最も高く、続いて『薬局勤務薬剤師』『病院・診療所薬局勤務薬剤師』『企業薬剤師』『一般販売業』『病院・診療所研究生』となります。

男女で見た場合、1位と2位が逆転します。

また、3位以降については順位は変わらないものの、その内訳については若干の差異があります。

全体的な傾向として見た場合、国立男子の進学率が圧倒的に高く、私立女子は薬局勤務薬剤師としての就職が多いことがわかります。

病院及び診療所勤務薬剤師の減少傾向の背景には、そもそも病院や診療所の数が減少傾向にあるということに加えて、平成18年4月の報酬改定以降、病床数の減少・院外処方率5割強と、外部依存の増加があります。

加えて、大学院進学希望者の増加も大きく影響しているでしょう。

大学院修士・博士課程修了者の就職傾向については、大学院の定員が大きく増加されたことより、企業に対する就職率が相対的に減少傾向となっています。

病院及び診療所薬局勤務、及び薬局勤務の薬剤師の就職動向については、2000年から2002年にかけて横這い状態が続いていましたが、2005年以降増加が見られます。

医療薬学系大学院の増設及び薬剤師としての仕事を望む学生が増えたことによるものや、また、病院及び薬局の積極的な薬剤師受け入れ姿勢も影響するところでしょう。

薬学部が六年制に移行したことにより、社会の需要や、学生の進路志望の変化にも影響を与えることでしょう。

 

薬剤師の担う役割・将来の展望

2006年(平成18年)以降、臨床教育の充実を目的として、薬学教育における六年制となります。

薬剤師を取り巻く環境は、調剤を実施する薬局が医療提供施設になるといった医療法の改正、あるいは一般用医薬品のリスク分類と販売体制の変更等薬事法の改正により、大きな変化を迎えています。

薬学教育の四年制から六年制への移行に伴って、薬剤師としてのクオリティの向上が期待されることとなり、専門薬剤師制度と合わせて、医療のクオリティの向上にどこまで貢献することができるのかが課題となります。

加えて、開局薬剤師については、登録販売者とどのように差別化を図るのか、薬の情報や質、国民の健康の為、登録販売者とどのように協力し合っていくのか、課題は大きく、困難な問題も少なくありません。

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