薬剤師をめざして求人誌をめくったり派遣サイトに登録したりして、

就職活動や転職活動をしている方も多いと思いますか、

ご存知のように近年、この薬剤師の仕事をめぐる事情に変化がありました。
それは2014年の6月に、薬剤師法が改正されたことです。
どのような改正があったかというと、大きなものとしては、

これまでは薬剤師が

「適正な使用のために必要な状況を提供しなければならない」

とされていたのが、改正後は

「必要な薬学的な知見に基づく指導を行わなければならない」

となったことです。

 

このことはどのような違いを生み出すのでしょうか。

 

薬剤師会

 

一見すると「ただ表現が変わっただけ」のようにも見えますが、

わざわざ国会での貴重な時間と人手を割いて法律を変えるからには、

大きな意味があるはずです。
情報提供と指導の違いとしては、たとえば「情報提供」なら行うべきことは

副作用の説明のみにとどまっていたのが、その対処法までも伝える、

というのが指導にあたります。
もちろん、義務化されなくてもこれまでも自主的に、

あるいは職場のルールとしてこの指導といえることをおこなってきた

薬剤師も多いでしょうが、このような指導の義務化によってより重要な役割が

薬剤師に課せられるようになったといえそうです。

 

また、2009年から登録販売者という資格が新設されました、

この登録販売者とはこの年の薬事法の改正によって設置された資格で、

薬剤師が第一類から第二類、そして第三類の医薬品の販売に従事できるのに対して、

第二類、そして第三類の販売のみをおこなうことができるものとして

設置されたのがこの資格です。
この登録販売者が設置された背景としては、

なにより薬剤師が不足しているということが挙げられます。
そのため、より難易度の低い試験で合格できて、

限定的な医薬品のみを扱う登録販売者が設置され、薬剤師の人手不足を解消しよう、

というのが行政の意図であるといえます。

 

その他に、調剤薬局の開業がそろそろ頭打ちになってきた、というこも、

薬剤師にとっては見逃せない動きです。

 

このため、いままでは比較的楽に就職先が見つかっていたとしても、

職場となりうる事業所の開業が減ることでだんだん就職の難易度が上がっていく、

ということにもつながるのです。
登録販売者の新設と開業の減少、この2つの要因は、

薬剤師の人手不足を解消することにつながるため、

労働環境の改善にもつながるかもしれませんが、

しかし個々の薬剤師としてはよりいっそうのスキルアップを求められる

世の中にもつながるでしょう。

 

 


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