一般企業に就職しようと考えている大学生と比べ、薬学生の就職は、とても有利と言えます。

 

また、転職の現場でもそれは同じことで、求人情報や派遣会社の情報サイトでは、

就職難のこの時代でも、結構良い条件で薬剤師の募集がかかっていることはよくあります。

 

それでも、ミスマッチのせいで理想とする職場に就職できない人は多いです。

 

これはいったいどういうことなのでしょうか?

 

この背景には、薬剤師の就職が売り手市場である、ということが大きく関わっています。

 

一見いい事のように見えますし、事実そうなのですが、

しかしこのことは薬剤師と職場との間でミスマッチを起こすことにもつながってきます。

 

売り手市場であるために、すぐに内定をもらえて、そのまま就活をやめてしまう学生も多いのです。

 

多くの大学生が1年以上もかけて就職活動をしているこの時代にあって、

薬剤師の資格を持っている学生は、わずか4ヶ月で就職先を決めてしまう、ということも多いのです。

 

薬剤師国家試験

 

楽に就職でき、その分、学校の勉強に時間を割くことができる、という良い面もあるのですが、

それは自分の就職先について、しっかりと考える時間を十分にとれない、ということも意味しています。

 

このことが、特に業界を実際に体験したことがない新卒の学生の安易な就職につながってしまい、

そして、ミスマッチの要因になって結果として、すぐに職場をやめてしまう人を続出させているのです。

 

では具体的にどのようなミスマッチが起こっているのかといえば、接客に関する事が挙げられます。

 

たとえば就職する前には、「患者さんと笑顔で接する薬剤師になりたい」と考えていたとしても、

実際には患者さんとの積極的な会話を職場から禁じられてしまう、という例もあるようです。

 

そして、その他にも薬局の店舗やドラッグストア等に就職した場合に、

やると思っていなかった品出し、そしてレジの仕事を延々とやらされ、

「これではスーパーの販売員と変わらない」という結論に至り、やめてしまうという例もあるようです。

 

このように、薬剤師の職場とのミスマッチはけっこう起こっているもの。

 

「自分はミスマッチなんておこさない」と思っている人や

「職場の状況をしっかりと知った上で就職しているから大丈夫」という方も、

例外ではないのかも知れません。

 

そのような方に限って、実際に働いている人の話をきいたり、

職場となる場所に足を運んで調べたりといったことを疎かにしているものです。

 

なんとなくのイメージだけで職場を判断しようとはせず、

すぐに転職することにならないためにも、しっかりと考えて就活しましょう。

 

 


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