医師、看護師による医療ミスで患者さんの容体を悪化させてしまったり、

薬剤師法

最悪の場合死亡してしまうといったケースをニュース等で

耳にしたことはないでしょうか?
薬剤師においてもこのようなケースは存在します。
そういった事例をいくつか挙げていきます。

 

 

ケース1

 

肺がん患者が死亡した原因が、

正規量の5倍の薬が3日に渡って投与され続けたことにあるとの訴訟において、

担当した研修医及び薬剤師に対して2,365万円の損害賠償の支払いが命じられた。

 

ケース2

 

医師よって胃の負担を軽減する胃酸中和剤が処方されていたにもかかわらず、

重症の筋無力症患者に対して処方するコリンエステラーゼ阻害薬を誤って

調剤し処方。その結果患者さんが死亡した件で、

管理薬剤師が業務上過失致死の疑いで書類送検された。

 

ケース3

 

妊婦患者に、増血剤フェルムカプセルが処方されていたにもかかわらず、

薬剤師が誤って消炎鎮痛剤フルカムカプセルを渡した。

これを約2週間に渡って服用した結果、羊水の量が異常減少し、

妊婦患者は一ヶ月の入院を余儀なくされた。

この件は妊婦に対して約266万円の慰謝料が支払われることで示談成立となった。

 

このようにトラブルの原因は多様です。
医師による処方箋作成の段階で誤っているケースや、

薬剤師が薬の名前を間違えてしまうケースなど、初歩的なミスも見て取れます。

 

処方箋を作成する医師とそれを元に調剤する薬剤師とで作業が分担され、

検査機能が向上してきている現代にあってもこういったケースは無くなりません。

 

ケース1にあっては、医師が処方箋の作成を誤っていたとしても、

薬剤師が調剤にあたってその内容をチェックし疑問を感じていれば、

このような事態を未然に防ぐことができたはずです。
処方を誤った医師に対する責任は勿論重大と言えますが、

チーム医療や医薬分業といった概念はこういった事態を防止する為に存在します。
ですから、調剤の段階で疑問を感じなかった薬剤師の責任も重いと言わざるを得ません。

 

ケース2、ケース3にあっても、調剤に誤りがないか複数の薬剤師による

相互チェックがきちんと機能していればこのようなトラブルは発生しなかったでしょう。
調剤の段階における複数の薬剤師による相互チェックを行うことで

ミスの軽減を図ることができるはずです。
このような一連の流れを管理する管理薬剤師の責任も大きいと言えるでしょう。

 

いずれにせよ、薬剤師の仕事は医師と同じく患者さんの命にかかわる非常に重要なものです。
処方箋を検査する門番としての役割を果たすと共に、

調剤に関する知識・技能の向上を常に心がけなければいけません。

 

 


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