何故、不妊治療が成功しないのか?

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ここでは女性因子の不妊と男性因子の不妊についてそれぞれまとめていきます。

 

女性因子の不妊は不妊治療の発展で以前よりずっと治療技術が発達しました。

排卵誘発剤を使うことによって、脳の中枢に関連して起きる排卵障害、つまり性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)の分泌に問題があって排卵に支障をきたすものの多くは治療することができるようになったのです。

 

しかし卵巣機能が下がっていて、排卵誘発剤を積極的に使用しても卵胞の育成に効果が見られない場合は、これといった治療の方法がまだ見つかっていません。

 

体外受精はそもそも卵管が閉塞している女性のための治療方法です。

卵管がその機能をなくしてしまっていても、卵巣から卵子を取り出して、体外受精し、受精した卵を子宮内に戻せば妊娠が成立する人は多くいます。

 

受精卵が子宮に着床する構造は未だ不明瞭な部分も多く、その全てが解明されるのはまだまだ先のこととなるでしょう。

しかし、体外受精においては着床を促進させる様々な方法が試されています。

 

男性因子による不妊でも治療方法の発達で多くの良い結果が生まれています。

そのうちの一つが顕微授精と呼ばれるものです。

 

精子内には受精する機能が弱く、自分の力で卵子内に入り込めないものもあります。

そこで卵子の中に人工の力でもって精子を注入する顕微授精による妊娠成功例は日本でも相当数の症例があります。

 

また少し前までは、男性の精液中に精子が存在しない「無精子症」の夫婦は妊娠が不可能だと言われていましたが、今では精巣の中に一匹でも精子がいれば、その一匹を採取して妊娠を実現できるようになってきています。

 

そうは言っても精巣の中に精子が全く存在しない場合、そのような治療法があるのか、どのレベルの細胞までが治療に有効なのか、日々研究が行われているところです。

 

このように不妊治療、日々絶えず進歩し、たくさんの症例に効果を奏してきました。

それでもまだ70%以上の不妊症の夫婦が妊娠することができずにいます。

 

その主な原因は、卵子と精子の中にあるのです。

体外受精を行っている医療機関では卵子と精子を体外に採取し、その性状を確認することができます。

 

取り出した卵子と精子が良い状態なら妊娠成功の可能性は上がりますが、中には、卵を包む卵膜の厚みがありすぎて受精しにくいものや、反対に卵膜が薄すぎる為に受精の際に卵が破裂してしまう卵子もあります。

 

また卵の性質が変わってしまっているものや、受精しても卵割の早い段階でフラグメント(割球の周囲にできる小さな泡状のもの)が多く出来て死滅してしまう胚もあります。

卵の性状が悪いと受精までこぎつけても卵割の途中で細胞分裂がストップしてしまうこともよく起こります。

 

精子についても、精細胞の発達段階の状態のものしか見られないケースでは、顕微授精を行っても受精が成立しないことがあります。

卵子と精子のトラブルについては、これから先、どこまで治療が出来るか、また出来ないのかということが徐々に解明されていくことでしょう。

人間の妊娠の構造についてその全てが明かされているわけではありません。

 

今の段階では妊娠の機会を増加させる治療、妊娠の確率を上げることに重点を置いた治療法です。

ですから「何度ダメだったとしてもたった一度の成功が出来たらそれでよし」なのです。

 

一度でも妊娠して赤ちゃんを出産できたら不妊治療は大成功だと言えるでしょう。

こういった事を、念頭において治療をスタートしてください。


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